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hiromi1960

Author:hiromi1960
広島県東広島市在住
政治や社会問題に物申す きたくらひろみ
子供たちにツケを回さない社会を目指す
中央大学法学部卒


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脳内出血を起こした妊婦の受け入れを 7つの病院が断り、
その妊婦が、出産後、亡くなったという痛ましいニュースは、
まだ、記憶に新しい。

この事態を重く見た舛添厚生労働大臣が、
各病院を調査した。
その結果、東京都には、任せられないと言い、
石原都知事は、国に任せられないと 口げんかだ。

しかし、今度の不幸は、どっちが悪いか、などという簡単なことではない。
医療行政の不備、医師不足、医師の待遇の悪さ、研修医制度などなど
何かひとつ改善すればいいというような状況ではない。

われわれは、大きな国立の大学病院が、
一番権威があって 安心できる救急病院だと思いがちだ。
しかし、実際は、国立病院の勤務医は、
35歳での平均年収が、350万円という安月給で
一次救急を担っているため、まとまった休みもなく、
20時間以上、勤務していることも少なくない。
そんな職場を自ら望む医師は、減少し続けている。
さらに リスクが高い産科医は、希望者が激減している。

今回の出来事は、通常にお産とはまったく違う、
脳内出血という急を要する急病が重なったために
一般の産婦人科では、対応できなかった。
担当医がいないのに 受け入れても それは、処置できなかったかもしれない。
一方的に 医療機関を責めることもできまい。
妊婦の夫が、
「お医者さんたちは、十分にやって下さいました。恨んだり、責任を追及するつもりはありません。」
とおっしゃり、
「妻の死が無駄にならないようにしてもらいたい。」
と言われた。
生まれてきた初めての息子は、
母を知らずに育つ。
突発的な事故だったと思っても これから彼らがこの先、
妻(母)を失った悲しみや 物理的な苦労も抱えて生きていかなければならない。


もっと、国民の命を守る という確固たる医療行政に取り組んでいたら
こんな不幸は、防げたのではないか。
国は、大学への補助金なども大きくカットし、
国立の医学部などは、本当に厳しい状況だ。
医師を育てる医大への補助金は、カットしてはならないし、
公金で補助を受けて資格を取った医師には、
地方の医療にも従事してもらい、
その賃金や待遇は、もっと保障するべきで
国民の命を守るためのお金は、惜しんで欲しくない。
道路を作るより、医師にとっても 患者にとっても安心できる基幹病院を
作り、設備や医師の確保にお金を使ってもらいたい。

某宮崎県知事が、
「高速道路の整備をすることで 緊急車両の時間が短縮される。」
と言っていたが、受け入れられる病院がなかったら
救える命も救えない。
大切なのは、道路なのか、医療体制なのか。
天秤に掛けるまでもない気はしますが。

国民が、どこでも 安心して出産し、
病気やけがをしても どこの病院でも受け入れられる
そんな体制の整備を 早急に考えて頂きたい。
国民の命や 健康や安全を守らなくて
なんのための国だろう。
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テーマ : 医療と行政 - ジャンル : 政治・経済

マンナンライフの蒟蒻畑を食べて 1歳児が亡くなったことで
蒟蒻畑は、しばらく製造中止となった。

しかし、蒟蒻畑のファンは多く、
「製造を続けて欲しい」というメールや電話が同社に
毎日、届いているという。
さらに、ネットでは、署名活動が進み、
すでに11000人以上の署名が集まっているという。

マンナンライフ社での蒟蒻畑の売上は、
全体の9割に上る。
無期限で 製造、販売を中止することは、同社の存続の危機でもある。
地元 富岡市の財政にも 大きな影響を与えると予想される。

そもそも この事案に製造者責任はあるのだろうか。
蒟蒻畑を詰まらせた事故は、過去、17件あったという。
その都度、形状を変更したり、注意を表示したり、
企業側は、努力してきた。

今回の事故にしても 凍らせたゼリーは固くて
1歳児には、噛み切ることはできないだろう。
それを 与えた大人の責任であって 企業の責任とは思えない。
死亡事故は、重く受け止めるべきだが、
重く受け止めるべきは、われわれ消費者ではないか。
確かに 凍らせると美味しい。
スポーツ選手などは、よく凍らせて食べている。
口の中で 少しずつ溶かしながら 時間をかけて食べる。
それは、大人だからできる。
幼児やお年寄りには、少々固い。
そこを配慮するのは、消費者側で 周囲の大人の責任だと思う。

野田消費者担当大臣の記者会見で 記者の一人が、
「毎年、何人も詰まらせて死亡者が出ているモチやあめとの
バランスは、どう取るのか」と尋ねていた。
大臣は、「モチなどは、詰まるものと認識が浸透している」と
述べていたが、
昨今の中国製ギョーザのような毒入り事件とは違う。
どんなものでも 喉に詰まらせたりする危険性はある。
たまたま事故が起きたからと言って
製造者に その責任をすべて負わせることは、
行き過ぎだと思う。

日常の生活は、自己責任であって
子供たちの事故には、親や周辺の大人が責任を負っていることを
忘れてはならない。

テーマ : 気になるニュース - ジャンル : ニュース

大阪府で 京阪道路の予定地の代執行が行われたというニュースを見た。
その場所は、保育園児が、
さつまいもを植えて 育てていた場所だった。
2週間後に 芋の収穫を控えており、それまで待って欲しいと
保育園も保護者も願い出ていたにも関わらずである。

橋下大阪府知事は、
「2週間の遅れは、6~7憶円の損失になる。
公の利益のためと 理解してもらいたい」と述べた。

待って下さい。
あなた、知事になった時、
子どもたちが笑顔で暮らせる大阪にしたい と言っていませんでしたか!
代執行の中、保護者と園児が
畑を守ろうと芋のつるを抱きかかえていた。
それを 排除し、スコップで 無残に芋を堀起こしていた。
子どもたちの心を どれだけ傷つけたことか。

知事になってから お金のことしか考えていないのではないか!
園児が、土を作り、草を取り、水をやって育ててきたさつまいも。
それを 収穫して 大学芋かなにかにするのでしょう。
労働の大変さや 収穫の喜びを知って 食す
これこそ、食育でしょう。
6~7憶円くらいのために
子どもたちの小さな幸せや喜びを奪ってしまうような政治が、
本当の政治なのか!
子どもたちを被害者にしてしまうような行政を 私は許せない!

法律、条例、規則など 物事を制限したり、
規定しているものがあって 行政は、そういう物に縛られている。
個人の意思や感情で 勝手のは行えないということだ。
しかし、その運用には、人としての判断や
思いやりというものがあってもいいはずだ。

もっと 心の通った行政であって欲しい。
道路を早く建設することより、
子供の心を育てることの方が、将来にわたっての宝であるはずだ。
子沢山の知事だからこそ、分かるはずだと思っていたのに
失望した府民は、多いことだろう。

テーマ : これでいいのか日本 - ジャンル : 政治・経済

裁判とは

先般、友人から是非読んでみてと渡された本
「なぜ君は 絶望と闘えたのか 本村洋の3300日」 門田隆将著

そうです。あの光市母子殺人事件の被害者遺族である本村洋さんを
追っていた門田氏が書いた本です。

あまりに有名になった事件なので 興味深く読ませてもらいました。
当初から 涙があふれて止まりませんでした。
私たちは、テレビや記者会見で 毅然として
司法や被告人側と闘っている本村氏を知っている。
それで 彼自身を知っているつもりになっている。
でも、本当は、そこまでくるには、
絶望や後悔や孤独や悲しみの中で 死を選ぼうとし、
あの強く、落ち着いた彼になるまでには、
大変な苦しみがあったこと、
そんな彼を支え、励ましてくれた人たちがいたことなどが、
この本によって分かります。

彼が、子供の頃から持病があり、
子供は持てないかもしれないと言われていた中での夕夏ちゃんの誕生であったこと、
弥生さんは、母子家庭で とても思いやりのある女性で
彼女のお母さんの悲しみがどんなに深いかなど
私たちは、何も知ってはいないのです。

本村氏が一審の判決後の記者会見で語った言葉
「裁判は、被害者に代わって加害者を裁いてくれるところだと思っていました。
でも、裁判は、被害者の立場に立ったり、被害者の人権を考えてくれるところではなかった」
というような内容のことを言っていました。
これには、はっとさせられました。
当事者でなければわからないことです。
被害者家族は、当然に裁判の傍聴ができるものだと思っていましたが、
そういう配慮はなく、遺影の持ち込みも認められない。

この裁判の中で 本村氏は、岡本弁護士などが進めていた「全国被害者の会」を
起こし、現在では、被害者家族が、裁判の場で
心情を述べたりできるようになりましたが、
7年前には、できなかったのです。
裁判は、被告人の犯した(とされる)罪を確定させるために
証拠の認定や事実認定を行い、
刑罰を決めるところです。
被告人のための場であって そこに被害者というものはいないのです。
そんなことに 何の疑問も感じていませんでしたが、
当事者からすれば、自分に代わって 犯人を裁いて欲しいし、
そうして 憎しみや苦しみを少しでも汲んでもらいたいと思っているはずです。

裁判を受ける権利も 弁護士をつける権利も
公開で裁判される権利も すべて憲法で保障されている権利ですが、
これは、被告人のための権利です。
被害者の権利は、どこにも保障されていません。
そのことに 気づかずにいました。

何の落ち度もない人が、
身勝手な人間に殺され、恥辱を受け、
本当なら おだやかで 幸せな人生を送れたであろう権利を
奪われたわけで 死んだ人の人権はない
とは、言えないと思うし、
こういった犯罪を犯した人が、
「反省してます。申し訳ない。」と言っても
償えるものではない。
被害者の家族や 関係者みんなの人生まで
狂わしてしまっているのであって
被害者の数で 死刑の判断にできるものでもないだろう。
殺された被害者だけでなく、多くの被害者を作っていることが、
この本からもよくわかります。

興味のある方は、読んでみて下さい。

テーマ : 裁判 - ジャンル : 政治・経済

最優先は?

東広島市議会は、市が進めてきた市庁舎建設に待ったをかけた。
と言っても 財政推計が出るまで先送りしただけだが、
今まで 行け行けドンドンで 進めてきた庁舎建設推進を
考え直そうとしとは、評価したい。

庁舎建設は、予定では、88億円の最大規模の事業である。
合併によって 手狭になり、
県からの権限委譲で 業務が増え、
さらに 現庁舎は、30年以上も前のもの、
今こそ 建て替えるべき
と 議員が 主張していたのには、首をかしげた。

有り余るお金があって 余裕があるというのなら
それもいい。
しかし、市内を見渡して欲しい。
市内で 一番のマンモス小学校 西条小学校は、
増え続ける子供に
すでに 6教室のプレハブが、運動場に建っているが、
来春には、さらに教室が足らないため、
4教室が、増築される。
もちろん、プレハブの仮校舎である。

子供たちには、不便を強いておいて
大人が、必要以上にりっぱな庁舎を建設しようという考えに賛同できない。
庁舎が古い、狭いのは、よくわかる。
だから すぐ向かいにある県の地域事務所の空きスペースを利用できるように
県と協議するか、
建物自体を移譲してもらって 逆に県の事務所に
一部を貸すということも考えられよう。
色んな角度から 可能性を検討した上で
新庁舎を建設することが、最優先というのであれば
納得もできる。
私的には、子供の教育より優先されるものは、
命に関わることだけだと思うが…

世の中の不景気が、まだまだ厳しくなりつつある時に
大型事業は、見直すべきであり、
合併協議の最重要課題であったからと言って
何が何でも実施すべきことでもあるまい。
その時々で 柔軟に見直すことも必要である。
議会とは、
議員とは、市民の暮らしを第一に考え、
市政の監視をすべきである。
議員報酬の増額も決定したようであるが、
このご時世に いかがなものだろうか。

テーマ : 議会 - ジャンル : 政治・経済

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