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hiromi1960

Author:hiromi1960
広島県東広島市在住
政治や社会問題に物申す きたくらひろみ
子供たちにツケを回さない社会を目指す
中央大学法学部卒


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日本の裁判

7月28日、広島高裁は、少女への強制わいせつ致死罪で最高裁から差し戻された事件に対し、
検察、弁護側それぞれの控訴を棄却して
再び、トレス被告に無期懲役の判決を下した。

最高裁が、二審判決を破棄して 差し戻し、
極刑を期待された注目の裁判である。

事件は、2005年11月、広島市の木下あいりちゃん(当時7歳)が、
首を絞めて殺害され、段ボールに詰められて捨てられていたという事件である。
ほどなく、ペルー人のトレス・ヤギ被告が逮捕された。
当初、少女の殺人死体遺棄事件という報道だったが、
あいりちゃんの父親の木下さんは、
異例の記者会見を行った。
その会見で 衝撃の事実が告げられた。

「娘は、2度殺された」と
強制わいせつというとごまかされているようだが、
強姦である。
日本の刑法では、7歳への強姦という言い方はしないのだが、
同じである。
いや、何もわからない、身体も未熟な少女への姦淫行為の方が
より悪質な気もする。
父親として 変わり果てた娘の姿を見て
本当は、とても怖い、苦しい思いをして殺されたのだということを
世間の人に訴えずにはいられなかった。
警察もそこまでは発表しないが、
お父さんは、本当の残虐さを知ってもらわなければ、娘は浮かばれないと
あえて 発表された。
世間の反響は、大きく、
極刑を望む声は、高まった。

更に トレス被告は、ペルーでいくつかの性犯罪歴があったことから
被害者は一人でも その残虐さと前歴とで
極刑もあるのでは と期待された控訴審なのである。
しかし、ペルーでの犯罪歴は、国内法によるものではないので
前歴と認められなかった。
計画性もなく、更生の可能性がないとまでは言えないとして
無期懲役が妥当とされた。

実際、幼い少女への強姦は、本人には、相当な恐怖と痛みがあり、
ショック死することさえあると ある警察関係者から聞いたことがある。
あいりちゃんの場合も 見るからに むごい様子だったそうだ。

死刑判決には、永山基準と言われる最高裁の判断が今もいきている。
被害者が複数で 殺害方法が残虐で
反社会性があり、前歴があって 更生の期待がないなどの場合という。

特に 被害者の数は、考慮すべきことではないと思う。
命は、一人一人同じ重さ、尊さであり、
殺された人の未来、人生、親しい人たちの夢や幸福を奪ったことは、
どんな理由も認められない。

現在の日本の裁判は、
被害者や被害者家族の思いなどは、全く考慮されることはない。
あくまでも 被告のための裁判であって
被害者側の感情を考慮することはないのである。

犯罪者である(とされている)被告にも 人権があり、
その自由を奪い、命さえも奪うという判断をするのであるから
その裁判は、厳粛かつ、厳密に 客観的に行われるべきである。

疑わしきは、被告人の利益に
と言われ、客観的な証拠がなければ、罰しない。
厳罰に処すためには、多くのハードルがあるが、
そのハードルには、被害者やその家族が失ったものへの配慮は
わずかしかない。
それは、主観的なものとなるからである。

死刑の次に重い判決が無期懲役であるが、
その差は、大きい。
無期懲役は、10年もすると 仮出所の可能性があり、
やがて 社会に復帰する。
生きて償うというが、本当に償っていってるかは疑問である。
終身刑や 上限なしの懲役刑などを導入すれば、
死刑廃止も可能かも知れない。

誰でもよかったというような言われのない無差別殺人や
幼児への虐待死などが 連日のように起きている今の日本では、
その抑止力としても 死刑は、必要だろう。
そして、いつまでも1983年の永山基準に頼るのではなく、
現在の社会状況や 世間への影響などを考慮して
勇気ある判断をする裁判官が現れることを期待したい。

この事件は、上告されるであろうから 今後も見守りたい。
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テーマ : 気になるニュース - ジャンル : ニュース

金賢姫元死刑囚と言えば、
あの大韓航空機爆破事件の実行犯である。
韓国で 死刑判決を受けたが、すぐに 恩赦を受け、釈放された。
つまり、テロリストである。
本来、入国許可されないが、法務大臣による特例によって
許可された。

なぜ、今、彼女が、来日しなければならないのか、
その目的は、何なのか。

日本が用意したチャーター機に乗り、
夜中に来日し、軽井沢の鳩山元総理の別荘に滞在。
本日は、東京上空を ヘリコプターで遊覧し、
拉致被害者と会談。
その後は、高級ホテルに滞在し、
明日、帰国するという。
厳戒体制による警備なども含めると、
2億円以上の税金が使われていると言われている。

日本の税金を使ってまで 彼女を呼び寄せてみたが、
実際、拉致被害者の人たちの記者会見を見ても
これと言って 新しい情報はなかったという。
特に 横田夫妻には、どうしても お話したいことがあると言っていたのに
中身はなく、言葉は選んでおられたが、
夫妻の落胆は大きい。
金元死刑囚が、めぐみさんを見たというのは、
26年も前のことであり、
昨年になって それを言い始めた。
その意味もよく分からない。

民主党政権が、拉致問題に前向きであるというパフォーマンスのために
企んだのだとしたら 失敗ではないか。

彼女は、拉致被害者をかつて見たことがあったとしても
今は、韓国にいて 北朝鮮の現状は分からないし、
新情報を得る状況にもない。
さらに 彼女は、これが最後の海外旅行になるだろうから
日本に行って 観光がしたいと言っていたという。

何の効果も 何の意味もないことのように思えてならない。
あの爆破事件で 親族や友人を失った人たちからすれば、
彼女が未だに生きていることだけでも 許せないはずだ。

拉致被害者の会の皆さんにとっても
期待されただけに 失望感は大きいだろうし、
パフォーマンスに利用された感は拭えない。

どうにも 納得のいかない来日である。

テーマ : 北朝鮮問題 - ジャンル : 政治・経済

参議院選挙の結果が出た。
民主党は、過半数割れとなり、
自民党が議席を増やし、みんなの党が10席を獲得した。
いわゆるねじれ国会となる公算だ。

投票率は、約60%。
有権者の約4割は、投票行動を起こさなかった。
選挙への関心度は、高まっているように言われているが、
まだまだである。

今回の民主党の敗因のひとつとして
菅総理の消費税10%発言がある。
いずれ消費税のUPはあると国民も思ってはいる。
しかし、今ではないだろう。
まず、行政法人の廃止や 無駄な歳出の削減をし、
公務員改革によって 公務員や議員の大幅な削減と
賃金、報酬のカットをした上で
それでもまだこれだけ足らないから 増税だと言われれば、
国民も納得するのである。
まだ、事業仕分けも十分ではなく、
公務員や議員も減らしてはいない。

デフレが続いている今、消費税を上げれば、
消費は、もっと冷え込み、適正価格での製造、販売が出来なくなる。
低所得者には、還付もあるというが、
そもそもお金がない人は、買うことが出来ないのだから
還付されるものもない。

日本人の多くの家庭は、年収400万円以下が過半数である。
生活の最低限必要な物への非課税などは、
今でも実行して欲しいこと。
安定的に収入が得られるように
ワークシェアリングやワークライフバランスの充実が
最優先だ。

民主党は、前小沢幹事長が、2人区以上には、
複数候補の擁立を行ったが、
2人当選したのは、1区のみ。
あとは、1人の当選に終わった。
この惨敗状態を 小沢氏は、現執行部体制の責任だと言い、
枝野幹事長が責任をとれ!と主張していたが、
元々、無理な擁立をしたのは小沢氏ではないか。
何も分からない新人候補たちは、
県連との軋轢の中で団体の支持も受けられず、
党からの協力もほとんどない中での選挙戦を強いられ、
多くが、敗退していった。
その責任は、小沢氏にあると思う。

今回の選挙では、多くの党が、タレントやスポーツ選手を擁立した。
知名度頼みであるが、
敏いとうや庄野真代、岡崎由紀など 今の若い人たちからは、
「あんた誰?」である。
結果は、よせばいいのに♪となった。
有権者をばかにしているとしか言いようがない。
スポーツ選手では、谷亮子と石井浩郎が当選したくらいで
プロレスラーも競輪選手も 元巨人軍も惨敗である。
有権者もばかではないのである。

ねじれ国会が、政治の停滞を産むなどと
今朝もマスコミなどで騒いでいるが、
民主政治を考えれば、ある意味これが健全なのではないだろうか。
そもそも 民主主義とは、少数意見や少数政党の意見も聞き、
話し合いによって ベターな選択をすることが基本なのだが、
最近では、数ありきで たいして話し合いもせずに、
強硬採決により、法案を通してしまうということが、
続いている。
その方が、独裁政権のようで 恐ろしい。

部分的な連立をしようと思えば、丁寧な説明も必要であり、
相手の言い分もしっかり聞くことが必要になる。
菅政権は、「イラ菅」では、政権運営はできなくなる。
国会、面白くなるかもしれない。

みんなの党の躍進も 第3極として 期待大である。

テーマ : 2010参院選 - ジャンル : 政治・経済

大相撲界は、野球賭博に揺れ、
大嶽親方と大関琴光喜の角界追放という結果となった。

そもそも、琴光喜が、野球賭博のことで
ゆすられて それを親方に相談したことから始まった。

間違えてはいけないことは、
賭け麻雀や 花札などは、
とばく罪として立件されるようなことではない。
野球賭博は、その胴元あるいは、
その背後に暴力団がおり、
反社会的団体への資金源となっていることが問題なのであって
力士が、賭けごとをすることが悪いことだということではない。
仲間内で行われる賭けごとには、可罰性はないとされている。

一般の人も 賭けマージャンや
賭けゴルフなどを行っていると思うが、
仲間内で 軽微な賭けごとは、一々逮捕したりしない。
賭博と認定されても
賭けている人は、せいぜい罰金刑くらいで
胴元の方が 罪は重い。
警察は、力士を逮捕したいのではなく、
そこから胴元となっている暴力団にたどり着きたいのだ。

名古屋場所を開催するために
しっぽ切りとなった感はぬぐえないが、
果たして 将来有望の大関を切ってしまうことが
妥当なのだろうか。

名古屋場所の開催は、すべきだと私は思っているが、
それは、賭博に関係していないで
相撲に頑張っている力士や親方もいるだろうに
本場所を 開催しないことは、その人たちのチャンスを奪うことにもなり、
大相撲を観ることが、唯一の楽しみであるお年寄りやファンもいる。
NHKも 放送するかどうかでもめているが、
楽しみにしている人の楽しみを奪ってはいけないのではないかと思う。

勝負師でもある力士が、賭け事を好きなのは、
ある意味理解できる。
でも、パチンコや競馬に行くのは、目立ちすぎるだろう。
部屋の中で 花札やマージャンをしていても
それは、許容の範囲だ。
ただ、仲間内を超えて 胴元がある賭け事に手を出したことは、
軽はずみである。
だからと言って その人生を奪われるほどのことなのか。

大嶽親方は、親方として失格だと思うが、
琴光喜は、まだ若く、幼い子供もいる。
力士が、角界を追われて 他に仕事につけるのか。
まして、こんな大問題にされては、生きて行くことも難しいだろう。

今回の厳しい処分は、ここのところ不祥事続きの相撲界が、
毅然たる態度を見せたかったのだろうが、
まるで魔女狩りの様相だ。

10代に親元を離れ、相撲部屋に入り、
社会的な常識を十分に身につけることのない閉鎖的な環境の中にいる力士たち。
もっと、社会性を身につけさせる教育体制を作るべきだ。
ただ、今の親方連中も 閉鎖的な社会しか知らない人たちなので
外部から教育担当者を招くべきだろう。

今回の事件に限らず、今の日本は、
何か事件があると それに関連した人を
悪のやり玉に挙げて それを排除しようとする傾向があるが、
抹殺することが正しいことではなく、
反省し、改善するために知恵を絞ることに努力すべきだと思う。

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