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hiromi1960

Author:hiromi1960
広島県東広島市在住
政治や社会問題に物申す きたくらひろみ
子供たちにツケを回さない社会を目指す
中央大学法学部卒


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広島市は、2020年のオリンピック招致計画を 市議会に示した。
以前にも この問題については、書いたが、
秋葉市長は、相変わらず、無謀というか、
無計画な案を 押し通そうとしている。

総予算は、約4500億円。
そのうちの約1000億円は、世界中からの寄付で賄うという。

寄付という、不確実で 他人頼みを1000億円も計上した予算案を
見たことも 聞いたこともない。
広島市の負担は、わずか54億円とのこと。
過去のオリンピックや招致計画でも
こんな格安な負担はなかった。
全員協議会で 市議からは、「資金が足らなかった場合、市の負担が増えるのでは」と
質問が出た。
これに対して 市は、
「慣例的に 不足は国が負担してくれるはず」と答弁。
「はず」とは?
国への確認はしていないということだろう。
国の負担ということは、
国民の負担ということである。
税金に頼るということである。

もちろん、日本国内でオリンピックを開催するということになれば、
いくらか、国の負担はあるだろうが、
寄付が足らなかったら というような曖昧な資金計画では
まるで 雲をつかむような話に
真剣に乗れるのか。

格安なこの予算の根拠は、
新たに施設の建設はせず、既存の施設に仮設で増設し、
交通などのインフラ整備は、いっさいしないということである。
しかし、特に交通網は、メイン会場となる(予定の)ビッグアーチへは、
アストラムラインがあるが、1度に運べるのは、
700人弱。
それ以外は、バスで輸送するというが、
国道54号線は、慢性的に渋滞しており、
ビッグアーチまでは、一部の高速はあるものの
イベントの時は、渋滞している。
開会式の7万人を一体、時間通りに運べるのか。
選手は、間に合うのか。
アジア大会の時は、選手村が、メイン会場のそばにあったから
輸送の必要がなかった。
宿泊施設も 宇品港に大型客船を停泊させてホテル変わりにするという。
この宇品からも ビッグアーチは、遠く、渋滞ラインだ。

あまりにずさんな計画。
ただただオリンピックがやりた~いという子供の思いつきのようだ。
開催時も広島の原爆の日の翌日からを計画している。
平和の祈りを世界中の人に捧げてもらいたいのだろう。
それは、別にオリンピックとの絡みである必要はない。
第一、広島の8月は、とにかく暑い。
今年のような猛暑となったら、
選手の健康管理もままならない。
スポーツに適した季節ではない。

最高のプレーを目指している選手に
最悪の環境、最低の施設でのオリンピックではないか。

秋葉市長のいい加減さには、広島の経済界からブーイングの嵐である。
「平和、平和と言って ノーベル平和賞でも欲しいのだろう。
早く、何か賞でも勲章でもあげて 引退してもらいたい」という声を聞く。

平和を訴えるオリンピック
などというキャッチフレーズに真っ向から反対はしにくいだろうが、
アジア大会で抱えた負債が未だに市の財政を圧迫している中で
更に 多額の負債を抱える可能性があるイベントをすること
2020年には、今の秋葉市長は、間違いなく市長ではないから
責任者ではないのだ。
言い放し、やりっぱなしでいいわけだ。

広島市内だけでなく、
周辺の市町も会場となる計画で
当市(東広島市)の市長が言っておられたが、
会場を貸すというだけでは終わらず、人的、物的、さらに財政的に
負担がかかることは、まったく計画に入れられていない。
そんなことでいいのか と。
それはそうだ。
オリンピックが来るんだからいいだろう。
あとは頼むと投げられたのでは、たまったものではない。

オリンピックを身近で見られたら嬉しいかと聞かれれば、
誰もが、観てみたいというだろう。
しかし、その負担が、実は、全国民にかかり、
市や県、県内の市町すべてに 重い負担がのしかかるということを
考えれば、広島市でなければとは、思えない。

広島から 平和をアピールする方法は他にもあるし、
1回だけの打ち上げ花火ではなく、
継続的にアピールできることにお金を使えば、
たとえば、「世界広島平和賞」などを作って
毎年、授賞式を 原爆の日の前日に行うなどすればよい。
54億円もあれば、10年以上続けられるだろう。

やりたいからやる、欲しいから作るという行政には、ノーである。
まして 市長の人気取りに付き合うには、
あまりに大きな負担である。
12月議会で 市議会の良識に期待したい。
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東国原宮崎県知事は、次の県知事選への不出馬を発表した。
県知事としての限界を感じたということだった。

4年前
「宮崎をどげんかせんといかん!」と言って
突然、知事選に参戦。
圧倒的な支持を受けて当選。
当選後は、自ら広告塔となって 宮崎を全国にPRし、
観光宮崎を取り戻しかけていた。
そんな時、口蹄疫の蔓延。
宮崎県の屋台骨でもある畜産業が、壊滅状態となった。
未だ、その復興は十分ではない。
そんな中での不出馬宣言は、投げ出しとの批判も受けている。

地方から日本を変える!
という思いは、彼だけでなく、
大阪の橋下知事や 名古屋の河村市長も同じであるが、
その中でも 宮崎県は、財政規模も小さく、
都会でもなく、知事の知名度以外のインパクトは低い。
地方が何をするにも 国の縛りの中でしか、実施できないジレンマもあろう。
結局、地方から国を変えることは難しい、
あるいは、時間がかかり過ぎるため、
前出の知事らは、地方の政治団体を立ち上げ、
自ら議員を輩出しようとしている。

政治家を目指す者は、最後は、国政にと思うのは、世の常ではある。
まだ、白紙だとは言っているが、
報道にあるように 都知事選への出馬もありうるだろう。
都知事は、47都道府県の知事の中でも別格で
1国の宰相に近い権限を持っている。
財政規模も 小国1国分である。
インフラ整備も オリンピック誘致でも 可能だ。
外交機能がないくらいで 後は、国に頼る必要のないマンモス都市だ。
これの知事となれば、1国会議員よりは魅力的だ。

自民党が、今さら、彼を総裁候補にしてくれても
国を動かすことはままなるまい。

いずれにせよ、90%を超える驚異的な支持率を有する彼と知事選を争おうという者は
いなかったであろうから 早めに不出馬宣言をしたのであろうが、
宮崎県民としては、残念、見捨てられたという思いの人は多いのではないか。
彼の後で 知事になる人は、彼ほどの発信力はないだろうし、
テンション下がるだろう。

強い発信力のある人が、
「限界を感じて」地方を去って行ったのでは、
地方は、救われない。
いつも 見捨てられるのか。
宮崎県は、彼の頑張りでも 赤字を続けているし、
畜産農家の再生もまだ道半ば。
この後を 引き継ぐ人は、出てくるのだろうか。

国の制度の中ででも 地方を元気付けてくれる人を
地方の人々は望んでいる。
能力と志のある人がみんな中央に出て行ってしまうのは、
地方の切り捨てのようで 残念である。

テーマ : どげんかせんといかん~地方自治・宮崎の場合~ - ジャンル : 政治・経済

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