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hiromi1960

Author:hiromi1960
広島県東広島市在住
政治や社会問題に物申す きたくらひろみ
子供たちにツケを回さない社会を目指す
中央大学法学部卒


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日本維新の会の共同代表である橋下氏の発言が、大きな波紋をよんでいる。
昨日は、外国人記者クラブで 3時間にも亘って釈明を行ったが、
あまり効果がないだけか、さらに外国人記者からは、
「彼は、男尊女卑だ」などと言われていた。

そもそもこの問題は、橋下氏が、沖縄で
米軍の幹部と会談をした時に
沖縄で繰り返される米兵の性犯罪を抑制するために
沖縄の風俗店などを活用すべきでしょうと進言したことに端を発する。
その時の話の中で
戦時中なら従軍慰安婦でその性衝動を発散させていたといったような発言をした。
「従軍慰安婦」は、言わば、付け足しのような発言で
ぶら下がりの会見の時、調子に乗って言ってしまったような感じだ。

多分、彼は、単純に歴史上そういう存在が、世界各国にあったでしょう
と言っただけのつもりだった。
しかし、世界中「従軍慰安婦」があったことを正当化してはいない。
日本軍は、韓国などの一般女性を拉致して従軍慰安婦にしたとされている。
実際に戦地で 兵士の性のはけ口にされていた女性の存在はあった。
それは、日本では、「いくさ」と言われていた時代からあったことだ。

しかし、今の国際社会では、そのことを容認することは出来ない。
彼もそう言ったつもりだと言っているが、
何度VTRを見てもそうは言っている気がしない。

どこの国にもあったことで 日本だけが責められるのはおかしい
とその後も弁明している。

従軍慰安婦の問題もそうだが、
「風俗店を活用しろ」という発言の方が、女性を蔑視している気がしてならない。
米軍側は、その発言に氷ついていたし、米国からも不快感を表明されていた。
これを受けて橋下氏は、「風俗の活用」については、
撤回するとしたが、一度口から出た言葉は、もう消せない。
政治家は、よく批判されると撤回するが、
撤回すればいいということではない。

政治家は、言葉でその思想や政策を伝えるのが大きな仕事だ。
それだけに その言葉の伝え方やタイミングを読む力が大切だ。
橋下氏は、今までインパクトのある強い言葉で注目を浴びて
それで自らの地位を築いてきたと言ってもいい。
どんな形にしろ、メディアの注目を浴びたいと思っているのだろうが、
今回は、注目は浴びたものの非難の嵐だ。
こんなはずではなかったろう。

しかし、彼は、大阪市長であり、政党の代表でもある。
そういう立場にある者が、こうした発言をすることは、
品がないだけでなく、政治家としてのセンスもない。

今回の幕引きを図ろうとしながら 逆に負の連鎖だ。
これで喜ぶのは、自民党だ。
私自身は、元々「維新の会」に期待はしていないが、
寄せ集めの代表の人気頼みだけの政党では、長く持つとは思えない。
すでに 維新の会から離脱している人もいる。

参議院選挙は、面白くはなりそうにない。
そういう意味では、今回の彼のドタバタは、
自民党のために図ったのかとさえ思えてしまう。
残念!
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テーマ : 橋下徹 - ジャンル : 政治・経済

記事の内容が、途中までで切れていたので
改めて アップします。

安倍総理は、この夏の参議院選挙の争点は、「憲法改正だ」と言っている。
アベノミクス?効果とか言って
景気が一気に回復したかのような印象を与え、
支持率も上昇し、この機に乗じて禁じ手をすべて出そうとしている。

現在、国会では、憲法96条の改正について議論されている。
憲法96条とは、憲法改正の発議に関して
国会議員の3分の2以上の賛成が必要となっている。
これを2分の1にしようとしている。

改正のハードルを下げようとしているのだ。
改正の手続きの話だけで その後に本当は焦点がある。
現行の憲法を大幅に変えたいという狙いだ。

そもそも憲法とは何なのか、ちゃんと答えられる日本人がどれくらいいるだろうか。
日本人ほど 自国の憲法について知らない国民はいないのではないだろうか。

義務教育でも 憲法については学ぶ。
しかし、それは、日本国憲法が、
①基本的人権の尊重
②国民主権
③三権分立 または、平和主義
を謳っているという程度のものだ。
条文が何条まであるのか。
どのような内容なのか、ほとんど知らない。

憲法そのものの意義や意味については、ほとんど学ばない。

憲法は、その他の法律とは違って
国家権力の規制が目的である。
つまり、国のあるべき姿、進むべき方向性などを示すもので
国民を縛るものではない。(一部義務を表すところもある)

憲法改正論者の中には、
現行憲法が、第2次世界大戦後、占領下の中で
アメリカから押し付けられた憲法だから 変えるべきという主張がされる。

確かに 草案を作ったのは、日本人ではない。
しかし、その内容は、世界に誇れる名憲法である。
個人の基本的人権を尊重しながら
民主国家として国民主権を謳い、
世界の平和に寄与しようとする内容である。
憲法前文の崇高さは、今の政治家には、作れないだろうと思う。

憲法の中に 矛盾している表現や 解釈の余談の多い部分などもあり、
一部改正が必要なところは見られるが、
新憲法をつくらなければならない必然性は、国民にはない。

憲法改正をしたいのは、今の政治家や政党の利害や主張であって
改正手続きのハードルを下げれば、
その時の為政者や政党の思うが儘の改正が出来てしまう。

憲法のは、不文法と成文法があり、あの意イギリスは、不文法で
憲法は、成文化されていない。
慣習や習慣といった形で イギリスんぼあるべき姿は、
国民に浸透している。

日本は、敗戦によって新たに生まれ変わったのであり、
憲法に示す国作りは、まだ十分ではない。
もっと国民的議論が高まって そこで改正について考えるべきである。

第1次安倍内閣の時に 国民投票法を作り、
国民投票の投票権を18歳から与えるとしている。

憲法改正は、国民投票の過半数の賛成が必要であるが、
その投票率の規定はなく、
有権者の過半数なのか、有効投票の過半数なのかについても
明確ではない。
有権者の過半数でなければならないとは思うが

自民党の新憲法の草案を見ると
天皇を元首にするとか、
国家と国旗を憲法で規定するとか、
表現の自由や個人の財産に制限を加えるとか、
まるで戦前の国家のようだ。

今回の議論が、96条改正の向こうに本旨があることを忘れてはならない。
国家権力をより強固にしようとしているとしか思えない。

憲法が改正されてから、こんなはずじゃあなかったと言ってももう遅い。
日本の未来がどうあるべきか、
その方向性にとって現行憲法のどこに問題があるのか、
われわれ国民がもっと学んで 議論を尽くすべきである。

新憲法を制定させられるほどの信頼を今の政権や
国会議員に与えられるわけがない。

テーマ : 憲法改正論議 - ジャンル : 政治・経済

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