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hiromi1960

Author:hiromi1960
広島県東広島市在住
政治や社会問題に物申す きたくらひろみ
子供たちにツケを回さない社会を目指す
中央大学法学部卒


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はだしのゲン

島根県松江市教育委員会は、昨年12月に
市立の学校に対して、「はだしのゲン」を
生徒に自由に貸し出し出来ない閲覧制限をするように通達を出していた。

このことが、最近、大きなニュースとなり、
本日、松江市の教育委員でこの問題が話し合われた。
結論は、持越しである。

「はだしのゲン」と言えば、被爆者でもある漫画家の中沢啓治さんの作品である。
私も子供のころに雑誌に掲載されていたこの漫画を見て
皮膚が溶けてダラリと垂れたままの人々が水を求めて川に進む場面や
飛び散ったガラスが体中に刺さったままの人、
死んだ赤ん坊を抱きしめた母親、
死んだ母親の乳をくわえた赤ん坊などの絵に
大きな衝撃と恐怖を覚えたのを思い出す。

その時には、戦争や原爆の悲惨さより
恐怖の方が大きかったかも知れない。
しかし、その後、大人になってあの場面はこのことだったのかと
理解できるようになった。

広島県では、8月の登校日には、平和学習の一環として
「はだしのゲン」の映画を観たり、
被爆者の証言を聞いたりということを
小学生から行っている。

だから、「はだしのゲン」を不良図書とするなど考えられないことである。
広島県の隣の島根県ですら、こんな風に温度差があるのだと改めて思う。

今回の問題には、いくつかの論点がある。
まず、「はだしのゲン」の表現は、過激過ぎて教育的に問題があるのかという点。
次に、漫画家の表現の自由を教育委員会という公的な機関が犯してはいないか
更に、子供たちに害があると決めつけて隠すことが、教育的に正しいのか
という点である。

確かに、人の首を切り落としたり、焼けただれた人など
ショッキングな場面はある。
だからと言って 漫画、小説などを子供に見せないということが、
本当に教育的配慮と言えるのだろうか。

むしろ、この漫画のように戦争や原爆の悲惨さを
事実として 学校や家庭で話題にするきっかけにすべきではないか。
授業で使用するわけではなく、
学校図書の中にあって それを見るかどうかは生徒の意思でいいはずで
もし、怖いとか、気持ち悪いとか思うのであれば、
それ以上、見ないかも知れない。

見せたくないから排除するということでは、
教育とはなんなのだろう。

戦争や原爆の悲惨さや悲しみ、今も続く苦しみ、
そして、命の大切さを教えてこその教育ではないのか。

学校だけでなく、家庭でもそういう話を親子で出来ていれば、
命を粗末にする子供を減らせるかも知れない。

逃げる教育では、何も育たない!

作者の中沢啓治さんは、子供たちにも伝わるように
出来るだけ配慮して描かれたと聞いている。
天国で 嘆いておられるのではないだろうか。
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テーマ : 気になるニュース - ジャンル : ニュース

8月6日は、今年も暑い日となった。

1945年8月6日
世界で初めて原爆が広島に投下された日だ。

私は、山口県の生まれだが、毎年、8月6日は、
各テレビ局が、原爆の慰霊祭を朝から放映し、
投下時刻の8時15分には、すべてのサイレンが鳴って
すべての人が、1分間の黙とうをする
それが当たり前だった。

しかし、実は、全国的には、そこまでではないことを最近知った。
広島に原爆が投下された日を知らない人も多く、
広島市内の児童でも知らない子が増えているそうだ。

うちの子は、広島の学校だったので
毎年、8月6日は、登校日で 平和学習が行われていた。
「はだしのゲン」の映画を観たりして
家に帰って 平和について話をする日だった。
とても良い取り組みだと思っていたが、
最近は、やっていないという。

9日は、長崎に原爆が投下された日であり、
15日は、終戦記念日だ。

8月は、戦争や平和について考える月間にしてはどうだろう。
夏休みに家族で 世界平和や命の大切さについて
語ったり、研究したり、子供とともに
大人も考える月間にしよう。

かのオリバーストーン監督が、この度の原爆慰霊祭に広島入りし、
被爆者や原爆資料館に触れて、戦争の悲惨さに絶句し、
平和の大切さを改めて認識したと語っていた。

日本だけ平和にということはありえず、
世界中が、安全で平和でなければ意味がない。

今の政権は、憲法を改正して
自衛のためとして軍隊を持つことを正当化しようとしている。
凶器を持っている相手には、さらに強い凶器を持とうとする。
そんな繰り返しの中で
真の平和な世界が築けるとは思えない。

多くの国が、核を保有してしまったのがいい証拠だ。
今から持たないようにと言っても
すでに持っている国が、すべて廃棄しない限り、
核開発と保有は、再現なく続くのだ。

No more 広島!
No more 原子力!

せめて 8月くらいは、考え、語り、行動しよう

テーマ : 平和を願う - ジャンル : 政治・経済

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